復旧対策/迅速な復旧・供給再開
復旧作業
復旧作業の手順としては、細分化した「ブロック」を形成し、その単位ごとに「ガス漏れ箇所の調査→修理→供給再開」の順に進め、これを繰り返していきます。
復旧作業の流れ
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1. 閉栓
お客さま宅のメーターガス栓を止めます。
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2. 地域の分割
供給停止地域を、さらに細分化した「ブロック」に分割して復旧作業を進めます。
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3. 漏えい検査
道路に埋設されているガス導管の検査を行います。
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4. ガス導管修繕
道路に埋設されているガス導管の修理を行います。
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5. 供給再開
二次災害を防止するために停止していたバルブ(ガバナ)を開け、ガス供給を再開します。
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6. 設備点検
お客さま立ち会いの下でお客さま宅のガス設備の点検をします。
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7. 開栓
お客さま宅のガスメーターを開けて、ガスを使用いただけるようにします。
防災体制
北陸ガスでは、日頃から復旧に必要な動員体制の整備、地震を想定した防災訓練の実施、資機材の備蓄などに努めると共に、災害時には災害対策本部を設置し、円滑かつ効率的な復旧に努めます。
非常時の動員体制
気象庁発表の震度が5弱以上の場合は、休日、夜間であっても社員が自動的に出動する体制としています。
また、被害が大きい場合は、(一社)日本ガス協会を通じ、全国のガス事業者による相互応援体制も整備されています。
最大時人数 | 延べ人数 | |
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新潟県中越地震 | 600人 | 12,600人 |
新潟県中越沖地震 | 200人 | 6,800人 |
防災訓練
北陸ガスでは、本社・支社で毎年独自に防災訓練を実施しています。また、国や公共機関の実施する訓練にも参加し、いざというときに円滑な協調体制がとれるよう日頃から努めています。

社内地震訓練

自治体の合同訓練
資機材の備蓄
緊急用資材や復旧工事用材料、作業員の飲料水・食料・医療品などは支社単位で一定量備蓄しています。