新潟県産天然ガス
当社では「新潟県産天然ガス」「液化天然ガス(LNG)」などを原料として都市ガスを製造し、お客さまへお届けしています。
なかでも当社では昭和20年代から「新潟県産天然ガス」に着目し、天然ガスの普及拡大を積極的に進めてまいりました。今後も今まで培ってきたお客さまとの繋がりを生かし、地域のお客さまにクリーンエネルギーである天然ガスを確実にお届けしてまいります。
エネルギーの地産地消
日本で消費する天然ガスのうち、96%は海外から輸入されるLNG(液化天然ガス)に依存しています。しかし、当社で使用している都市ガスには、新潟県内で産出された「新潟県産天然ガス」を使用。産出された天然ガスは、パイプラインで直接お客さまのもとへお届けしているため、輸送時のコストやCO2排出量を抑えることができます。
新潟県は、天然ガスにより「エネルギーの地産地消」が実現できる数少ない地域なのです。
都市ガスの原料
当社では次の3つを原料として都市ガスを製造し、お客さまへお届けしています。
1. 新潟県産天然ガス
国内で産出される天然ガスの約7割が新潟県産です(そのうち約7割は国内最大級のガス田を有する長岡地域(南長岡・片貝ガス田)で産出)。当社でもこれを原料としてパイプラインで受け入れています。
2. 液化天然ガス(LNG)
- 海外の天然ガス田で産出したガスをマイナス162℃まで冷やして液化し、専用タンカーで運搬
- 受入基地で液化ガスを気化
- パイプラインを通じて当社が受け入れています
3. 消化ガス
「消化ガス」とは、下水処理汚泥中の有機質が微生物にてよって分解されて発生するバイオガスのことで、メタンガスを主成分としています。
当社は、長岡中央浄化センターから消化ガスを受け入れ、都市ガス原料として有効利用しています。
家庭用燃料電池システム「エネファーム」を利用した、さらなるエネルギーの地産地消!
お家で電気をつくりましょう!
当社では「新潟県産天然ガス」に対応した家庭用燃料電池システム「エネファーム」を、2011年6月より新潟県内で初めて販売開始しました。エネファームは都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電。さらに発電時に発生する熱を給湯や暖房にムダなく活用するため、エネルギー効率が格段にアップします。
※ 低位発熱量基準[LHV]:燃料ガスを完全に燃焼させた時に水蒸気の疑縮潜熱を差し引いた発熱量
※ 高位発熱量基準[HHV]:燃料ガスを完全に燃焼させた時に生成する水蒸気の凝縮潜熱を発熱量に含めた熱量
※ ( )内の数値は高位発熱量基準[HHV]です。(出典:エネルギーの使用の合理化に関する法律)