ガスボイラ（温水・蒸気）
『省エネルギー・省力化・省スペース・環境保全』に優れた
ガスボイラ
たっぷりのお湯、パワフルな蒸気を素早く簡単に製造します。
温水ボイラ
ガス温水ボイラは、病院やホテル、工場など、快適な環境づくりにさまざまな分野で活躍しています。
給湯用をはじめ、暖房用、給湯・再加熱用などがあります。
都市ガスの温水ボイラは、従来の油ボイラに比べて燃焼効率が高く、徹底した排熱回収で省エネルギー性に優れており、燃料貯蔵も必要ないので、管理面の省力化、省スペースにも優れています。
蒸気ボイラ
ガス蒸気ボイラは、乾燥や加熱など生産加工設備の熱源として利用されたり、病院の滅菌消毒、ビルの暖房・給湯などの用途で使われています。
燃料の受入れをはじめ操作・管理面で取り扱いがしやすく、省コスト、省エネルギー性に優れており、スペースを有効活用できます。
小容量から大容量まで、用途に応じたパワフルな蒸気を素早く簡単にご利用できますので、都市ガスの蒸気ボイラは、お客さまのニーズにキメ細かくお応えできる理想的な蒸気システムです。
ガスボイラ導入のメリット
1. 省エネ＆効率アップ 排熱回収で省エネを実現
油燃料に比べて燃焼効率が高いため、より短時間で確かな成果を発揮します。
ガスボイラは、燃焼効率の高い天然ガスと負荷に応じた高効率運転により、従来の油ボイラに比べて省エネルギー性に優れています。
またススによるボイラ効率の低下もないため、スムーズなオペレーションや油ボイラでは不可能な高TDR（ターンダウン比）を実現します。
ガス温水ボイラー
ガススチームボイラー
2. 省力化 人件費の削減、省人力化を実現
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燃料管理作業の大幅軽減
都市ガスは、消防法上の危険物規制がなく、パイプライン供給であるため、油量の管理や受入れ立会いなどがありません。
（消防法では油燃料の受入時に危険物取扱者の立会いが義務付けられています） -
ボイラ管理作業の大幅軽減
ススのついたバーナーの清掃や、各種メンテナンスが必要ないため、ボイラ管理も著しく軽減されて早朝出勤や残業も少なくなります。 -
作業環境の改善
油燃料では、燃焼した際のスス、燃料漏洩によって作業環境が悪化している場合が見うけられます。
ガスボイラは、油を使わないので作業環境も清潔に保たれます。
3. 省スペース化で土地の有効活用 燃料油受け入れのスペース削減
給油がいらないので燃料タンクの駐車スペースが不要。
限られた土地資産がより有効に活かせます。
危険物貯蔵スペースやローリー駐車スペースが不要で、ボイラの設置場所にも制限が少なくなるため、敷地の有効利用や空間のレイアウトの変更が自由にできます。
4. 環境保全性
天然ガスは大気汚染の原因となるSOx、ばいじんの発生量ゼロのクリーン燃料です。
ガスボイラの燃料は、クリーンエネルギーの天然ガス。
その大きなメリットは、石油や石炭など他の化石燃料に比べ燃焼時に発生する二酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物、ばいじんの排出量が少ないことです。
酸性雨や地球温暖化を促進するこれら有害物質の発生を抑え燃焼効率の高いエネルギーを選び取っていくこと。これもまた、エコロジーの一つなのです。
ボイラの燃焼別CO2、NOx、SOｘ、ばいじん発生量比較
出典： IEA（国際エネルギー機関）「Natural Gas Prospects to 2010」（1996年）
「火力発電所大気影響評価技術実証調査報告書」（エネルギー総合工学研究所1990年3月）
「熱管理と公害」（Vol.127）
